爆釣！！カツオのようにバラムンディーがヒット
幻の巨大魚と血みどろの戦い ８kgオーバーをついにゲット！
タイ・アカメ会定期爆釣会 19Dec04' 池：JDスペシャル
 |
JDスペシャル の管理棟 今回はタイ訪問のかなり前より「カツオのようにバラムンディーが連れる池発見」とのメールが届いて、身も心も騒然！！首都バンコクから、パタヤー方面へ車で約１時間。以前にご紹介したJDの池のオーナーの紹介らしいですが、一般には非公開のスペシャルな池です。 朝８時に私の宿泊先に集合。チャーターしたミニバス（トヨタのハイエース）に９名で乗り込み、高速道路を快走して、曲がりくねった未舗装の道路を走り、私には２度と絶対に行けない池に到着。 いつもとは違い、茶店も何もない倉庫の裏のグランドシートの下に荷物を下ろしました。 トイレも一応あるようですが、・・・ちょっと不安！ |
 |
ウオーミングアップ さあ、一見、どうみても田んぼのようなこの池に本当に、あの幻の巨大魚が生息しているのでしょうか？ 一応、タイ アカメ会会長より、ルール説明と開会の辞があり、準備体操！この会は上下関係が厳しいんです！ ルールはできるだけ、たくさん釣る事。 そして、魚をなるべく傷つけない事 そのために、針の"返し"はプライヤーで潰すこと さあ、がんばりましょう！それでは、先生はあちらで！ということで、よく考えると、場所は広いが電線が通って高さがない岸へ移動。ワシはうまいからイイのイイの！ |
 |
さあ、第一投！------ガツン！！来たーーー！！ ブチ！切れた！ さあ、第二投！------ガツン！！来たーーー！！ ブチ！あれ？またー？ さあ、第三投！------ガツン！！来たーーー！！ ブチ！やっぱダメ！ 痛てー！跳ね返って来たルアーのフックはボクの左腕へ刺さってしまいした。これがなかなか抜けない！ 返しを潰してあったので、何とか池のお兄さんにハズしてもらい、ヨードチンキで消毒！・・・破傷風のワクチン打ってくれば良かった。このように「血みどろの戦い」は始まりました！ |
 |
おーい、なんでそっちの池に行っちゃうの？ 私が最初からラインを切られまくり、しまいには自分の腕にフックを刺して意気消沈している間に、仲間達は奥のもう一つの池へ移動！ あっちの方が釣れるのかな？？ と思いながらも、ヒットするのに上げられないのは、私の腕の未熟さを露呈していることに！！ 仕掛けというか、ラインシステムを再考！ どうしたら、イイか・・・・？ dii kwaa |
 |
ようやく、一匹目のバラムンディーをゲット 午前中のようやく一匹め！ あれだけ、当たりがあって、ようやく初ものです！！ 正直嬉しかったです！ ラインを結び直したり、ドラグの調整をしたり、リールを換えてみたり、竿自体を換えてみたり・・・・ いろいろやって、とうとう一匹目！ ちょっと小さいけど、満足でした！ 魚が上がると、池のお兄さんがバイクで駆けつけてくれます。フックをさっさとハズして、魚をいたわって、バイバイーです！まー楽ですが、ちょっと物足りない感じも・・・・ |
  |
あらら！！トリプルのフックが開いてる！ 「フックが開いて抜ける」と会長からは聞いていましたが、ごらんの通りです。見事に開いちゃってます。 このトリプルのフックは開いたら折れてしまうのもだとばかり思ってましたが、バラムンディー君は上手に開いてしまいます。 これではつれないハズです。・・・ ばれる（針からはずれること）はずです・・・ |
 |
あたまにきて、ジクヘッドだ！ ということで、シングルのジグヘッドに変更！ これで、一匹目をかけました。 よく、こんなもんで、釣れるよね！・・・ |
 |
あらら、今度は電線にお祭りだー！ かかった魚は必ず水面から大きくライズします。この時に激しく首を振って、上手に針をはずすと、ルアーがこっちに向かって飛んで跳ね返って来て、こうなります。 私の腕に刺さった時もこの状況でした。 針をはずすのは非常に上手い魚です。 やっぱり、頭イイのか？？ 俺が馬鹿なだけか！ なんか、情けない。・・・ 次回は救急セットと破傷風のワクチン打って 行くぞ！ |
 |
カレー屋、うっちゃん！ 写真のこの方は以前よりお話に聞いていたうっちゃん。国家公務員ですが、非常に礼儀正しく、いい人です。 みんなの昼食の「日本スタイル カレーライス」を作ってくれました。この池にはレストランなんかありませんので、自炊しなければ食べるものがない！ そこで、会長の「鶴の一声」でメンバーの何人かが昼食を作る事になり、うっちゃんは途中から釣りを止めて、カレー作りに専念！ ホントにありがとうございます！ ボクが女だったら、ぜひ嫁に行きたい人です！ ちょっと気持ちわりーけど。。 |
 |
なんと旨いカレーだ！！日本の味です！ 「お、うめー！！！」 タイで本格日本カレーが食べられるとは！！ ごめんなさい。なんにも手伝わなくて！ でも、ものすごく美味しかった！ 入ってる具も本格的！ |
 |
「すいません、おかわりしていいですか？」 という事で、ＪＤスペシャルの本格「日本カレー」は大盛況！「おかわり者続出！！」本会の長老、仙人を呼ばれているご老人も「おかわり」 ところで、作った本人は食べてた記憶がありませんが、食べました？ 「うっちゃん」さんには、ぜひもう一度お会いして、お礼を申し述べたいです。もし、ご本人がごらんになりましたら、メールお待ちしております。 |
 |
「うめー ナー」 最初はメンバーもおそる、おそる食べておりましたが、途中から一気にパワーアップ！ さすが、何をやってもソツのないタイ アカメ会です。 |
 |
飲み物の載ってるのは輸入車？ ここの池の作業用の運搬車。 なぜか「希望の園」と名前が入っております。 いったい、どこから来た車なのでしょうか？ 荷台には、大きなクーラーが積んであって、氷水の中に飲み物が入っています。！ |
 |
バラムンディー焼き！ちょっと悲惨！ 写真はこの池のお兄さんが提供してくれた、バラムンディーです。 ここはイッパツ、炭火焼きとシャレ込んだのはいいのですが、どう見てもコゲてますけど・・・ 食べた感じは白身の淡泊な感じの味でした。 タイではプラカポーンと言えば高級魚！ プラカポーン釣りに行ったとホテルのメイドさんに言ったら、ぜひ持ってきてくれと言われました。 ここで、魚の名称の整理をします。 和名？ アカメ 学名？ バラムンディー タイ名 プラカポーン 全部同じ魚です。 |
 |
さて！！午後からは爆釣！！ デカイフォローティングもひと飲み！！ 美味しいカレーでお腹も心も満たされて、午後からの戦闘開始！左腕の傷のショックからも立ち直り、写真は午後１匹め！ちょっとデカイんじゃない！ 試しに使ったデカいポッパーを一飲みにしています。 かなり、のどの奥まで飲み込んでいるのがわかり ます！ これで、針に返しがついてたら、トリプルのフックが２こついてるので、魚をバラバラにしないと取れないわ！！ しかし、針の返しはないので、すっきりはずれて、元気に帰って行きました。 |
  |
返しのないトリプルフック これは違う魚です。 左の写真はヒットしたホッパーの針！ キレイに返しがありません。 だいたい３投に１ヒットの感じです。 その内、フッキングするのが、半分ぐらいかな？？ 近くまで寄せてきても、バレるのもその半分ぐらいです。 ホッパーにアクションさせてると、ザッバ〜って感じで出てくるので、ホントに楽しい釣りです。 寄せて、上げられるかどうかは腕とタックル次第ですが！ |
 |
ひと飲みにされたホッパー 写真はさっき、一飲みにされたPopQueenのポッパーです。 長さは11cm直径は約2cmのボディーに、長さ2.5cm、針の間隔が2.3cmトリプルフックが胸の下と尾びれの部分に２つついています。 これを、一飲みにするのですから。かなりすごいです。 |
 |
結構デカイよ！！ 上の写真と同じポッパー。 まさか、このポッパーがこんなに釣れるとは思いませんでした！ |
 |
口もデカイ！ これは、何匹目かわかりませんが、やはり同じポッパーです。出る出るホント「カツオのように」釣れる池です。 竿を持つ手が痙攣するくらいの10本を連続してゲットしました。この痙攣がまた不気味、さっき、針を刺したあたりから、痙攣が広がってくるような気がして、いかにも「毒が体に回って行く感じ」でした。 それでも、釣りを止めないのは根性入ってますね！ |
 |
出る出る ヒット率30%！！ 走って、ライズ！ 走って、ライズ！ 走って、ライズ！ が終わり、岸に寄せる時には以外と簡単に寄ってきます。かなり大きな魚ですが、以外とタモがなくても取り込めます。 |
 |
そろそろ夕暮れ！美しい！！ 「血みどろ」の戦いも夕刻を迎え、朝の事件傷もすっかり忘れ、大変機嫌良く13匹をげっとし、余裕の夕日です！ 夕日はどこの夕日も良いものです。 私の生まれ故郷の留萌には、黄金岬というのがあって、夕日の名所になっており、私もガキの頃から何となく特別なものをして眺めていたためか、どこか郷愁をさそうものがあります。 少し余裕はでてきて、ラインも安定し、ドラグもコツをつかんできたので、ここはイッパツ大物をねらいたい所です。時間もゆうまづめのデカものが出る時間・・・・。 ホッパー君のアクションにも力が入り始めます！！ |
 |
また、ひと飲みダー ついに14匹目！！心持ち、でかい感じが。 陽が傾いてくると、ポッパーに対する反応が、ますます上がってきているような気がします。 またまたと飲みに。この時点で、別のホッパーへ交換。 水面でクルクル頭を振るような、変な動きのもので、 非常に反応良いです！ 出るぞ！出るぞ！！ と思っていると、突然水面が盛り上り、ザッバーとポッパーを加えてライズしてきます！ この時点では合わるというよりは、ビックリして、竿を立てるという感じ！とにかく、迫力と緊張感があります！ |
 |
今度はこっちのデカホッパーだ！！ さっきの、水面でへんな動きをするホッパーみたいなペンシルみたいな、とくかくフローティングのミノーです。 なかなかのヒット率でした。 わけの解らない動きをするのが、魅力的らしいです！ これを、ひとのみにして、のどの奥に引っかけてくるのですから、デカイ魚です！ |
 |
５kg以上ありそうな気が・・・！ なかなか、立派な魚体です！！ みんな、同じような大きさの池という話を聞いてましたが、ちょっとでかそうな感じがするんですが。 だんだんと、夕闇が近づいてきます！ あと一匹で15匹！ 今回は堪能しました！！ホント！！ 最後に秘蔵のホッパー君でと思い、数回キャストした ところ！！ |
 |
ついに！ついに！出ました８kg！ ガッボ！っと出てガッツン！ ドラグ グゥイイーン あら、あら、どこまで持っていくの？ そして、池の真ん中へんまで行って、 ザッバーーンとライズ こりゃかなわん！！ ようやくだまして、すかして、ちょっとづつ、ゆっっくりと、「こっちへおいで！」とやさしく寄せる！ 焦らず、騒がず、愛情をもってこちらへおいでいただくのが、コツです！ ついに出ました！！8kgクラス！この日、15匹目の大物でした！ 大満足！！！ |
 |
最後に憂愁の美を飾った ラパラのスキッターポップ 秘蔵のホッパー君。 タイ アカメ会会長推薦！ しっぽのフックについた、毛が魅力的！ 水面を引く時にでる、ポコ・ポコ音がデカイのを寄せてきます。このホッパーは泳ぎよりも、この音がキーポイントです。 |
 |
タイ アカメ会のメンバー ちょっと怪しい集団ですが、我らが「タイ アカメ会」の主要メンバーです。年齢・職種・宗教全く異なる人々で校正される、バラムンディーを愛する人々。まあ、会長の魅力で集まっているのもありますが。 オモロイ人々です。 この中で、仙人と呼ばれる御老人が私の憧れの人です。 （後列 左から２人目）この方は、タイ人に日本語で話しかけても、そのタイ人はちゃんと理解しています。すごい語学力の持ち主。そして、夜はマンボを踊に行くカッコいいご老人です。月のうち10日間くらいを日本で仕事をされ、残りの20日間はタイで雲に乗って浮遊中です！ |
 |
バラムンディーの咬み痕 さきほどの、変な動きをするフローティング。 バラムンディーの咬み痕がクッキリ残っています。 まるで、するどいノコギリのようなもので、くわえたようです。 後で見ると、凄いですね！ |
 |
ラインはボロボロ ルアーに直結している、14号フルオロカーボンのショックリーダー！毛羽立っちゃって、ボロボロです。 傷が入りまくりで、いつ切れてもおかしくはないですね！ |
 |
これは今後の対策が必要！ 何度かヒットすると、すぐ傷が入ってしいます。 根などありませんので、障害物に接触して毛羽立っているのではない事は明らかですので、やっぱり奴らが咬んだ痕でしょう。 ショックリーダーは何度かヒットしたら、交換が必要です。しかも、かなり広範囲に傷が入るので、先端だけ換えても意味はないでしょう。 今回は本当に楽しい釣りになりました。会長始め、タイアカメ会の皆様、そして池のお兄さん方、ありがとうございました。 |
 |
 |
 |
|
 |
どうぞ！！気のイイ関西のお兄ちゃんとツルベさんがご案内します！！