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しほイギリス日記
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part1 「イギリス到着からトラブル続出!!」
part2「ハンドル握ると人が変わる・・人」
part3「日帰り観光旅行」
part4 「やっぱり来た!スピード違反」
part5「プデングの怪」
part6「イギリスの日本食」

Part 4 「やっぱり来た!スピード違反」
 こちらに到着して間もない頃、ケンブリッジにドライブに行った帰りにどこかの街でスピード監視カメラに引っかかってしまいました。しばらく気にしながら過ごしていたんですが、いつまで経っても何も来ないので、すっかり忘れていたある日、主人あてに差出人不明の郵便が届きました。何気なく中を見ると、手紙の上に「POLICE」の文字!!ああ、やっぱり来たか…しかし1ヶ月以上も経ってから…
  手紙は「あなたの車がスピード違反を犯しました。運転していた人間の住所氏名、運転免許の番号を連絡しなさい」というような内容でした。国際運転免許だったので、免許証番号を書く欄の数が合わないのが気になったんですが、とりあえず強引に記入して「International Driving License(Japan)」と付け加えて返送してみました。
 1週間ぐらいしてからまた郵便が届きました。今度は、「違反点数3点と罰金60ポンドです。運転免許証と罰金を小切手かポスタルオーダーで送りなさい」と書いてあります。ってことは国際運転免許でもいいんだ、と思い用紙に必要事項を記入して国際運転免許証と60ポンドのポスタルオーダー(郵便為替)を買って送りました。
 すると、2、3日してからまたまた郵便が今度は2通届きました。封筒の感じからすぐ警察からだとわかったので、戻ってくるのが早いなー、と思いながら中を見てみると、免許証と60ポンドのポスタルオーダーがそのまま入っているじゃないですか。嫌な予感がして、同封の手紙を読むと、「国際運転免許証は受付できません。追って連絡します」と書いてあります。だから最初に国際免許だってちゃんと書いただろー!

写真1 警察から送られてきた手紙の数々。見るだけで気分が悪く
    なります。
 写真2 イギリスの免許証。プラスチックと紙の免許証がセットになってます。ちなみに、免許証は携帯しなくてもいいらしいです。
もう1通の内容は「国際運転免許では違反点数が引けないので、この件を裁判所にまわします。裁判所から事情徴収の日時、場所を後日連絡します」。裁判所!?まだ生活が落ち着いてなかった頃だったので、これにはかなり焦りました。
 あわてて、日本の運転免許証をイギリスの運転免許証に書き変える手続きを始め、同時に警察にダメもとで「今、イギリスの運転免許証に書き換える手続きの最中だから(ウソだけど)、イギリスの運転免許証ができたら60ポンドと一緒に送るので、用紙をもう1度送ってもらえないだろうか」と手紙を出してみました。全く期待してませんでしたが。
 日本の運転免許証をイギリスの運転免許証に書き換えるには、日本大使館が発行する書類と、日本の運転免許証、パスポート、申し込み用紙、手数料が必要です。郵送でも手続きできるけど、パスポートを郵送するのは気持ち悪かったので(しかもイギリスの郵便は結構な確率で届かないらしい)、直接窓口まで行くことにしました。
 その間、警察に手紙を出してから10日ぐらいして、返事がきました。「そういうことなら、新しい運転免許ができたら再度送りなさい」ということでした。全く期待してなかっただけに、これはありがたかったー。いろいろ体験してみたいとはいえ、さすがに裁判所は嫌だし。

 申請をしてから2週間後、運転免許証が届きました。イギリスの運転免許はプラスチック製で写真のついたものと紙の免許証がセットになっています。プラスチックの方は10年ごとに更新ですが、紙の免許の有効期間は40年間(!)で70歳まで免許が持てます。
すぐに免許証と60ポンドを一緒に警察に送りました。1週間もしないうちに運転免許が戻ってきて、紙の免許証に手書きで(笑)違反点数が記入してありました。3、4週間かかると書いてあったので、少し驚きでした。いろいろ面倒だったけど、これで安心してクリスマスと新年を迎えることができました。でも、もうこりごりです…
 写真3 クリスマス前にロンドンに泊まりで行ったんですが、子供が風邪をひいてしまいほとんどホテルにカンヅメ(泣)。少し回復したのを見計らって大英博物館だけ行きました。
 写真4 こちらはミイラの入れ物。本物のミイラもありましたが、写真はちょっととる気になりませんでした…
 写真5 クリスマスのお菓子、クリスマスプディング。
 プディングと聞いて日本人が想像するのとは違い、固いです。ドライフルーツ、牛の脂肪、スパイス、ブランデーなどを混ぜて作るもので、お椀をひっくり返したような形です(私が買ったのは小さかったので形がわかりづらいです)。
  味は激甘。かなりクセがあります。